先日CATSの市民講座が開催されました。
テーマは「平時から【防災への備え】に対する意識を持とう」。
興味深いお話はいろいろありましたが、熊本地震など過去の事例についてのコーナーで、
亡くなった人の大半は家屋の倒壊と家具の転倒によるものだということをうかがいました。
昨日6月18日の大坂方面の地震で今日現在四人の方が亡くなっていますが、
小学生を含む二人はブロック塀の倒壊、もう二人は転倒した家具の下敷きになってのことでした。
どの方も、きちんと手立てされていれば失われることのなかった命です。
一昨日は群馬県で震度5の地震があったばかり。
「この辺は地震は来ない」などという場所は無いようです。
どうにもならない場合だけでたくさんです。
家具の転倒なら、手前に新聞紙を数回折って挟むだけでもかなりの効果が期待されます。
箪笥の前で寝ないようにする、脱出口をふさぐものは移動しておく、など、
お金も時間もかけずにできる手立てはいろいろあります。
家の周りも見まわしてみましょう。通勤・通学経路の安全も確認しましょう。
家族と自分を守るために、行動しましょう。
※死者の数は、5名に増えてしまいました。増えた一人も、家具の下敷きになってしまったそうです。
合掌
コメント