特定非営利活動法人・地域医療の質向上協議会(NPO法人CATS)は、次の4つの要件を満たすために地域にお住まいの方とともに協働するNPO法人です。
地域が魅力的でそこに住みたくなる4つの要件
- ここが好き
- ここに住みたい
- みんなで暮らしたい
- 一人ひとりが自分らしく元気に
これら4つの要件を満たすためには安全・安心して生活できる基盤(健康と安全・安心の基盤)の整備が必要になります。健康と安全・安心の基盤整備は公的機関(県・市)が行う事業と市民が行う事業に分けられます。
公的機関が行う整備事業
- 公的病院の整備と運営
- 救急医療体制の構築
- インフラストラクチャの整備
市民が行う事業
- 適切な生活習慣の獲得
- 医療リソースの適切利用
- 医療リテラシーの向上
県や市は公的病院を整備したうえで効果的・効率的に運営します。県民や市民が安全に安心して生活、就学や就業できるよう救急医療体制を構築し適正な運用を啓蒙します。平時だけでなく災害時にも病院医療や救急医療が円滑に機能するためにインフラストラクチャの整備・点検・補修を行います。
県や市、そして医師会が提供する医療サービスを適切に活用し自らの健康を増進・維持したり、適切な生活習慣を獲得することで急な傷病や慢性的な疾患にならないようにすることが市民が自発的に行う健康活動になります。市民が自発的に健康活動を行うためには適切な生活習慣についての知識を得て、自らの活動として健康な生活習慣を学び取る必要があります。県や市、そして医師会が整備した医療体制を理解し、用意されたさまざまな医療のリソースを効果的に苦労なしに楽々と上手に使うためにはその利用法に習熟する必要があります。さらに公的な機関や医療機関と医療者(介護者)が共通言語として使っているさまざまな用語(医療体制、医療、看護、介護の専門職が使う概念や用語)が理解できたり用語を使う技能(医療リテラシー)が必要になります。
CATSの新事業
CATSはITテクノロジーと教育テクノロジーを活用し、以下の事業を展開致します。
- 適切な生活習慣とその獲得、地域医療リソースの紹介と使い方、医療リテラシーの向上に関わる定期的な情報提供
会員へのメルマガ配信(2か月に1回程度)、ホームページからの周知、Moodle(リモートラーニングシステム)を利用した学習(会員対象、学習履歴にになります) - 「医療・介護・生活・病気・不安:何でも話そう会」の開催 (WEB)
毎月1回 通常 第3水曜日 PM9:00~1時間程度 - CATSセミナー 会員特別価格にて参加可能(セミナーは不定期です)
看護実践ボードゲーム(看護師対象)
救急活動ボードゲーム(救急救命士・救急隊対象) - 一般市民向けイベントへの参加
認知症にならないクラブ
CATS健康クラブ
※2021年度まで実施していたAHA、NAEMT、JAAMなどのコース開催は致しません。
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