救急活動と臨床推論セミナーは、日本医療教授システム学会(JSISH)の認定コースです。
2024年、内容がリニューアルされております。以前に受講された方も是非ご参加ご検討ください。
開催スケジュール
2024年10月19日(土)13:00-16:30 開催終了しました。
受講料:8,000円 (再受講 7,000円 過去に受講歴のある方)
場所:京都新町病院
2024年7月20日(土)13:15-16:45 越谷市中央市民会館
開催終了しました。
概要
「できる」救急隊員は頭の中で次のように考え救急活動を行っています。情報収集→情報処理→判断・行動プランの決定で、この3つのプロセスは頭の中で行います(能力動詞を使って行う)。決定したプランを実行するには手足を使った動作(動作動詞を使って行う)が必要になります。情報収集・情報処理と判断・行動プランの生成を臨床推論と呼びます。 傷病者の予後にインパクトを与える(救命する、予後を改善する)救急活動では、まず臨床推論能力を使って傷病者の救急活動の手順を生成します(能力動詞を使う)。次に生成したプランを実行に移し行動します(動作動詞を使う)。
特徴
本セミナーでは、救急活動で使用する臨床推論ポケットカードを使いながら、シナリオを使ったメンタル・シミュレーションで臨床推論を生き生きと学びます。 傷病者ストーリーを組み立てながら、救急活動の背景で機能する臨床推論の過程を意識し、頭の中のメンタル・シミュレーション能力「周囲の出来事や情報を知覚する機能」と「知覚情報を処理し判断と行動を選択する機能」をトレーニングします。
対象とする受講者
救急救命士、救急隊員、消防職員、医師、看護師
修了証
本セミナーを修了すると、修了証が発行されます。(JSISHピンバッチ付き)
教材・その他
以下教材は、事前に購入してお読みください。
- 「救急活動シミュレーション学習―受講者と指導者,通信指令員のためのワークブック」
- 「スクリプトで学ぶ救急活動プロトコール」
- CREMTテキスト(セミナーご参加日1ヶ月前頃に、データでお渡しします)