CATSとは

ようこそ!私たちは「特定非営利活動法人 地域医療の質向上協議会」です。通称は

「CATS(キャッツ)」
 Caregiver Associates for Total Satisfaction in Community Medicine

の頭文字です。

救急医療の質向上協議会 から 地域医療の質向上協議会へ

平成の時代を通じて急性期医療は発展し教育研修体制や情報提供は十分充実してきました。

その一方で高齢人口の増加、高齢者の急な傷病後の慢性期医療、在宅医療や在宅ケアの提供体制及びその質の向上が大きな課題になってきました。
法人の目的と事業を広く市民に対する慢性期医療や在宅ケア、すなわち地域医療 Community medicine の素養の向上に重点を置くことにあります。

代表理事  池上敬一(三条しただ郷クリニック院長日本医療教授システム学会代表理事

理事  
前田淳一(JM企画代表、救急救命士)
三辻智美(看護師)
岡本華枝(京都光華女子大学)
久宗真理(防衛医科大学校医学教育部看護学科)

〒343-0023 埼玉県越谷市東越谷6丁目26-8 
新潟支部:〒955-0151 新潟県三条市荻堀1182-1 下田保健センター内 
 
埼玉県NPO情報ステーション NPO法人地域医療の質向上協議会
内閣NPOホームページ  NPO法人地域医療の質向上協議会

代表挨拶

 特定非営利活動法人・地域医療の質向上協議会、代表理事の 池上 敬一 です。当法人はNPO法人・救急医療の質向上協議会(2005年設立)を母体にこの度新しく生まれ変わりました(英文名は以下の通りです)。

 地域医療の質向上協議会:Caregiver Associates for Total Satisfaction in Community Medicine

 救急医療の質向上協議会::Caregiver Associates for Total Satisfaction in Acute Medicine

 今回のトランジション、すなわち救急医療から地域医療への転換は時代の要請によるものです。20世紀の医療の特徴は医科学と臓器別診療および病院医療が急速に拡大するなか、救急医療体制の充実が後追いになったことでしょう。しかし2021年現在救急医療体制も著しく進歩し20世紀的な課題のほとんどは解決されているように思えます。

 この度生まれ変わった地域医療の質向上協議会は活動領域を救急医療から地域医療の分野に移しました。地域医療は救急医療はもちろん急性期医療・回復期医療、介護・ケアや在宅医療を内包するより広い領域になります。

 私たちは新たな領域を設定しこれまでに培ってきた知識・経験・ネットワークを活用し地域医療に関する教育研修事業、広報事業と関連団体との連絡提携と調整を図っていきます。withコロナ時代でもあり教育研修ではウェブ・ITテクノロジーと教育テクノロジーである医療インストラクショナル・システムズ・デザインを組み合わせいままでにない目から鱗の学びの体験と素晴らしい成果を上げたいとワクワクしています。

 救急医療のCATSは地域医療のCATSとして次の世代に踏み出します。これまで同様、これからもよろしくお願いいたします。


「救急医療の質向上協議会」は2005年4月に設立されたNPO法人です。

通称「CATS(キャッツ)」は、Caregiver Associates for Total Satisfaction in Acute Medicineを略したものです。Caregiver(ケアギバー)とは、病院、介護施設、在宅ケア、屋内外を問わず、「医療・介護・応急手当を提供する人」を意味しています。

CATSはもともと2005年に、獨協医科大学越谷病院(当時)救命救急センターの医師が中心になって立ち上げた団体です。救命救急センターは急な傷病で生死の境にある市民の救命医療をおこなう施設。救命救急センターの医師たちは、「もっと早く正しい対処をしていれば最悪の事態にはならなかった」ということを数多く経験しています。そこで私たちはこのような事態を撲滅するために、医療関係者はもとより一般の方へも、傷病に迅速かつ適切に対応するためのトレーニングを提供しています。

救急医療に関する教育研修及び情報提供を行い市民と医療従事者が協働・連携し、安全・安心・元気を提供できる救急医療体制の質的整備を図り、国民の健康増進及び救急医療の発展に寄与する団体です。