12月開催 ELNCセミナー

急変にいち早く気付く観察と対応 ― ABCDEアプローチを用いて ―

今回は、「急変にいち早く気付く観察と対応-ABCDEアプローチ用いて-」です。
ABCDEアプローチとは、Airway:気道、Breathing:呼吸、Circulation:循環、Disability(Dysfunction) of CNS:意識レベル、Exposure:体温調節、の頭文字を表しています。一次評価であり、生命が維持されているかを生理学的機能に基づいて観察する手順です。Aから順番に観察していきます。明らかな異常を認めた場合は、可及的速やかに異常の解除もしくは処置、蘇生処置を実施していきます。そして、明らかな異常を認めなくても経時的にABCDEアプローチを繰り返し、生理機能の安定化を図っていきます。救急の現場で働く医師、看護師は常に意識しながら勤務しています。ABCDEアプローチは救急の現場だけではなく、皆さんが働く現場でも、患者さんや利用者さんの状態を知るために行うフィジカルアセスメントツールとして有用です。

ABCDEアプローチをチームに分かれて、シミュレーション形式で一つ一つ楽しく学んでいきましょう。

開催日時:2025年12月20日(土) 13:30 ~ 17:00 (13:00受付)
場所:京都光華女子大学 内 実習室
対象:病棟、施設で働く看護師
定員人数:24名  最少人数:12名
参加費:1000円

【講師】

・清水 克彦(医療法人知音会 京都新町病院)
・居地 篤子(独立行政法人国立病院機構 京都医療センター)
・橋本 礼子(社会医療法人 京都岡本記念病院)
・床尾 羊翼(社会医療法人仙養会 北摂総合病院)
・藤田 一成(独立行政法人国立病院機構 京都医療センター)
・金光 史恵:クリティカルケア認定看護師
【アシスタント】

・宮川 知子
・藤本 貴之

【運営】岡本 華枝(京都光華女子大学)

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